メジャーペンタさん

2020/02/23 15:50

本日はお日柄もよく、小春日和のサンデイでしたね。久々にロジャースに買い物に行ってきましたけど、混んでましたね。なんか、レジに並んでると20分ぐらい延々待たされてしまったけど、後ろの方が煽り運転みたいに幅寄せしてきたので、ちょっと嫌な気分になってしまいましたが、、まあ、こんな時はギター弾いて気分転換しましょうｗ

というわけで、メジャーペンタさんを練習しているここ最近なのですが、真面目に取り組むようになってだいぶこのスケールの印象が違ってきましたね。ド、レ、ミ、ソ、ラ、という5つの並びなのですが、ドから弾くとちょっと寅さんぽい感じになってしまう。

まあ、あわなくはないのですが、ブルーズで使う時はミやソから弾き始めるといい感じですね。ドからいきなりってのはあまりないな。あと、マサヤングさんのユーチューブで教えてもらったけど、key＝ｃでいうG7のコードの時に、シの音から始めるのもいいすね。G7の構成音をそのまま使っても悪くはないのですが、メジャーペンタにシの音を足して使うとよりまろやかなブルーズフィーリングがでます。

他にも、ブルーノートとよばれるE♭の音や、A♭の音も混ぜるといい。まあ、実際にフレーズ作るときは、メジャーペンタのみの使うというのは少ないかな。色んな音を混ぜていいブレンド具合に仕上げる感じ。

だから、いいブルーズフレーズってのは、この混ざり具合が絶妙なんだろうね。この点は、音をはっきり区切って音楽を作るクラシカルなフィーリングとは違うよね。音と音の間を歌うというか、表現する感覚はブラックミュージック独特の表現ですね～。

そのせいか、最初にブラックミュージックを聞いた時は、メジャーなのかマイナーなのか識別できなくてよく？？状態になったもんですｗ　メジャーの曲なんだけど、マイナーぽい感じもあるし、でも、音が外れてるわけじゃないし、、と、学校の授業で習う音楽の理解ではなかなか理解しがたいものだったんですね。

あと、そうだな、メジャーペンタだと音を伸ばすというか、マイナーペンタみたいに細かく動かない方がいい感じがするね。歌を歌うみたいに、音を伸ばす感じの弾き方がいいね。ヴァイ師匠のフレーズとかそんな感じだけど、2分音符とか全音符とかぐらいの長さで弾くんだけど、そこにチョーキングやワウとかで味付けをするんだよね。すると声色みたいな色気がでて、同じフレーズでも違って聞こえたりする。

ゲイリームーアさんのフレーズもいいすよね。あのアイリッシュメロディみたいに歌う感じ、同じ音を4分音符でチョーキングするようなフレーズすね。今のところ、ブルーズフレーズのモデルとしてはゲイリームーア師匠が一番好きですね～

ゲイリー師匠は、一般的にはハードロック時代の芸風が人気だけど、私は「アフター・アワー」「スティルゴットザブルーズ」の二枚のブルーズアルバムが至高ですね。もうこの二つはマスターピースと言ってもいいぐらい好きですね。

　　　　　　　　　　　　　　（スカイイズクライング）

他にもブルーズギタリストは数多いるのですが、ほぼ、コピーした経験とかないですねｗ　なので、アドリブの時もフィーリングで弾いてる感じかな。気を付けてるのはフレーズの展開ですね。こういって、こういって、最後にどこでどう終わろうかなっていう流れ。これがちゃんと決まらないとカッコ悪いですからね。

あと、バッキングは、前回紹介したスローブルーズパターンがいいですね。速いのも悪くはないんだけど、スローブルーズだとリズムパターンが色々作れるから、リズムの練習にもなっていいんだよ。まあ、初心者さんには向かないかもしれないけどね。

バッキング制作には「スタジオワン」を使ってるんだけど、ZOOMのG1オンとかのルーパーだと30秒しかループフレーズはできないので、スローブルーズパターンだと時間制限超えちゃうんだよね。なので、DTMでやるのがおススメですｗ

設定は3/4拍子にして、それの4小節分を１小節として使ってるかな。これだとかなりスローなテンポのブルーズにできるから、リズムはかなり色々なパターンを試せるね。３拍子を２に分けて６連にしてもいいし、３に分けて9連にしてもいい。4に分けて12連符にしてもいい。これはなかなか忙しくなるけど、リズム的には面白い。

とまあ、こんな感じで、スローブルーズは色々と練習にも向いてるバッキングだな～と思いました。じゃ、今回はこのへんで、お疲れ様でした～

ほなな～('ω')ノ

Otis Rush - Gambler's Blues