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「天気の子」(感想)

2020/06/16


風薫る5月も過ぎて6月も半ば、ゲオで「天気の子」がレンタル解禁になっていたので借りてきました。劇場公開されて1年ぐらいだろうか、話題になった作品でしたが、映画では見れなかったのでDVDでみたのですが。


(ネタバレ注意)


感想としては、シナリオがいまいちだったなという感じ。アニメは映像美として良かったのかもしれないけど、シナリオがどうにも感情移入できなかったかな。まず、設定として主人公とヒロインが中学生で、しかも、何故かほぼホームレス状態という、よくわからない状況。


主人公の家出の理由は一切説明されてない。また、ヒロインさんのアパート暮らしの理由も説明されていない。この辺がなんだか腑に落ちなくてね。これは一体どういう事なのだろう?と裏を考えてしまったけど、ちょっと中二病的な感じもしたかなw


それに、ホームレス中学生が、大都会東京で、しかも新宿とか歌舞伎町って、あんなカースト社会バリバリのとこで生活するなんて、無理すぎるw 普通に考えたらカースト制度の最下層に追いやられてかなり酷い目にあう可能性の方が高い、、


設定的にはあまりに無理がある気がしてね。まあ、やるならもうちょっとコネがあって助けてもらっているというのであれば分かるけど、現実的に考えたら絶対あり得ないからね。もし、この映画みて東京で一人暮らししようなんて思ったりしたら絶対やめた方がいいと思いますw


まず家賃が半端ないですし、まともな住処みたいなのとは無縁ですからね。事故物件やらなんやらを提供される可能性高いです。なので、住むなら都市近郊がいいでしょう。埼玉、千葉、横浜、神奈川、等、東京近郊の町は住みやすくておススメです。


私も埼玉住みやすいので、派遣労働で埼玉に移り住んだんですけどね。いきなり東京というのはやめた方がいいかな。ひとり暮らししたいというのはいいと思うんだけど、いきなり東京というのは危険すぎるので気を付けて欲しいと思います。


それと、雨がやまない世界というのもちょっと無理があったかな。現実的に考えると、あんなに一箇所に雨が降るということはあり得ない。いくら異常気象だとしても、地球上の一点に水分が集中するなんてのは考えにくい。だいたい、それだけの水がどこらくるのかというのが疑問だ。


もし、こういう設定をするのであれば、そうした世界設定の論理的裏付けが必要になると思うんだけど、そういう部分がなかったのがいまいちだったかな~


なので、みていて、ちょっと白けてしまった感じで感情移入できませんでしたね~。主人公も若すぎるし、気持ちがあるのは分かるんだけど、頼りなさすぎたかな。周りの大人もなんだか頼りない感じだったしな、、もうちょっと、頼れる存在というか、大人として尊敬できる人がでてきたほしかったな~という感じだね。まあ、そういう意味では前作の「君の名は」のシナリオはパーフェクトだったよね。


アニメとしては純粋で気持ちよく見れるのかもしれないけど、現実的にこの設定を鑑みると、とてもハッピーエンドにはならないだろうから、そこは見る時には気を付けてほしいかな。若くて情熱的な気持ちはわかるけど、毒蛇の巣になんの策もコネもなく突っ込むようなのは絶対にやめてくれ。


あとは最後に、「人柱」とかいうのも気になったかな。よくある生贄って話なんだけど、どうも神道にはこういう儀式が多いなという気がしてね。前回のブログで、日本に仏教が入ってきた当時の事を書いたんだけど、なんで聖徳太子さんは仏教を輸入したのかな~って考えてたんだけどね、、


おそらく、だけど、神道には生贄という儀式がかなりあったんじゃないかな。神道には詳しくないし、よく知らないんだけど、土地の神とか氏神とか呼ばれてる存在の信仰だろうなと思うんだけど、、そういうのって結構荒々しいらしくてね。


そもそも宗教とかスピリチュアルというのは人を助けるためのものなはずだから、それが人を生贄にして使うなんてのはおかしい。それじゃまるで、神の為に人が奉仕しているような話になる。


人間を助けるもの、強者をくじき弱者を助けるというのが力の正しい使い方だろう?それが生贄なんて、それじゃ、人間は神の為の道具なのか?って話になってしまう。


あるいは、そういう考え方なのかもしれないな。人間は神の為の道具に過ぎないという、、神こそ全てというさ、、なんだよそれ、、(T_T)


そういうとこがあまり時代に合わなかったのかもしれないねえ。神秘的で、日本古来のオーガニックな存在というのは分かるのだけど、本当のところはよくわかっていないというのがあるんだよな、、なので、このへんはもうちょっと勉強せなあかんねんけどな。



           

                 (*'▽')花火~


(追記)
そうだなあ、シナリオ的には、家出少年と家出少女の恋愛という感じがいいかな。保護施設で二人が出会ってそっから話が始まるって感じ。お互い家庭環境に問題抱えてる者同士という設定にして、気持ちが通じ合うというシナリオがいいと思う。


保護施設はちゃんとした聡明な大人が運営する施設というのがいいな。そんで、親にもちゃんと説明してしばらく保護しますからという説明をする。それで、しばらく東京でアルバイトしながら生活してみるという話にするか。


バイト先は保護施設側でちゃんとしたとこを紹介するというのがいいだろう。そこで職場の人達とも色々交わって精神的にも人間的にも成長していくというのがいいな。ファンタジーな要素はあまり要らないと思う。


こういうシナリオではお互いの心の触れ合いというのが一番重要だからね。一説には「ライ麦畑でつかまえて」という小説をモチーフにしてると言われてるけど、読んだことないけど、概略から言うと、あれはあまりいい話ではなかったしw


なんというか、達成感がないというか、成長感がないというか。旅にでました、色々ありましたがレベルはちょっとしか上がりませんでした、残念、みたいなねw それじゃカタルシスがないわけで、やっぱりもっと考えるだろうし、学ぶ事っていっぱいあると思うんだよね。


生きるってどういう事なのだろうとか、なんで仕事をしなきゃいけないんだろう?とか。お金って何なのだろうとか。大人ってどうしてこんな薄汚れているんだろう?とか。人を愛するってどいういう事なんだろうとかね。


そういうのを学んでいく、与えられたことをただ暗記していく学校の勉強とは全く違う自分の頭で考えて獲得していく作業なんだ。これをしっかりやらないと次に進めないし、形式だけを学んだっていつか心が涸れ果ててしまう。


旅とはそのためのものだし、ただやればいいというだけではない。考えなければ何も意味がないんだよね。



まあ、こんな感じで、昨年話題になった「天気の子」の感想でしたが、まさか今年がこんな展開になるなんて予想だにしなかっただろうねw オリンピックであげあげになってるだろうと思ってただけに、がっかりな現実だったけどねえ。


でも、これはこれで学ぶべきものもあったかな。日本経済自体はいい方向に行ってるわけだし、私も埼玉に移住して人生だいぶ変わったからね。無駄だったとは思わないし、有意義な時間だったと思うけどね。


それに、、正直いうとね、あまりスポーツには関心がなくてw まあ、金メダルそんなに取れなくてもいいやとは思ってたんだけどね。とにかく頑張ってる姿がみれればいいと思ってたし、だいたい、金メダルなんかとっても金にならないからねw 名誉とかより実を取る人間としては、それが正直な気持ちだったんだよね。


なので、実のある時間であったのであればいいかなとは思ってるんだけど。開催自体はしてほしいかな。そこを目指して頑張ってる方も大勢いるわけだし、開催は是非実現したいなと思います('ω')


はい、というわけで今回はこのへんで〆ときましょう。


じゃ、またね~('ω')ノ



大橋トリオ「生まれた日」


この映像印象的ですね。自動車走らせながら撮ったんだろうね。でも、この曲とよくあってますよね。雨のシーズンになると、こういう風に雨粒を見つめてると、この曲が流れてくるんだけどねw


コロナなんかどうでもいい、、ネトウヨなんかクソくらえだ、、


君だけが、僕には確かな存在なんだ、、

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