相対音感について
ずっしーさんもおススメしていた相対音感ですが、これが何故重要なのかという事について書いておきます。
このスキル、実は、ミスをしないで演奏する為に必要なスキルだと言えます。例えば、ギターであるメロディを弾くとする、その場合、そのメロディの次の音がどこのフレットになるのかを把握しなければいけない。
慣れてくるとそういう部分は無意識になってしまいがちなのですが、ミスをしないで確実に弾く為には、指で覚えるのではなく、次の音が何度上か下か、それをはっきり分かっておく必要があるんですよね。
例えば、最初にドの音を弾いて、次の音がソだとわかれば、おさえるフレットはここだなってわかるわけですよね。だから、相対音感が身についてるプロの方は、ミスして別の音を弾いちゃったりはしない。
ミスしないようにひたすらそのメロディを指で覚えるというのもありなんですけど、それだと曲ごとに指で覚えるまで時間がかかってしまう。なので、相対音感によって次に弾く音がわかるようになる方が効率的なんでしょうね。
まあ、慣れてくるとそういうのを意識しないでも感覚でどうにかなってしまうものなのですが、耳コピという作業をしてみるとはっきりその認知している、していないの違いがわかるんですよね。あ、俺、ソタオンないわ~って感じでw
全くないというわけじゃないんですけど、馴染みのない音程、だいたいが、4度以上離れている音程の上下の認知はかなり甘いですね。なので、これからはそこを鍛えないといけないかなって気がします。
(冬ソナ懐かしいすねw)
トレーニング方法としては、楽譜をみないでメロディを弾くというのがいいのかな。なんてことない作業のようにも思えるけど、ミスをしないで弾くためには、相対的に音がわかっていないと難しい。なので、ちょっと意地悪をして、他のキーで同じ事をしてみるとか、他のポジションでやってみるとかね。
おそらく、こういうのは鍵盤でも同じなんでしょうね。次に弾く音がどの音なのか分かっていればメロディを間違えたりすることはない。そうやってソタオンが身についていくと耳で音を聞き取る能力、というか聞き分けるといった方がいいかな、もかなりアップする気がします。
思えば、ギター始めた頃は、そんな事は全く考えもしなかったな。指と感覚だけでひたすら覚えるって感じだった。「和音」の感覚も分からなかったし、速いフレーズに対する感覚も身についていなかった。
和音の感覚は、スィープアルペジオのトレーニングによって段々と身についていったんだけど、速いフレーズは、リズムトレーニングによって解析できるようになった感じかな。西洋音楽てのは、この和音の多様さと、音域の広さが特徴だからね。普段から聞きなれてないと何をやってるか分からなくなるんだと思う。
はい、そんなわけで、ユニークスキル「相対音感」の獲得を目指して練習頑張りましょう~('ω')
どうやったら耳コピやコードで自由にアレンジが出来るようになるのか?
ペンギンの被り物が可愛いすねw
ミュージシャンになれなくても、誰でも練習すれば技術は身に着くよってことでしょうね。同意します(^^)/
「花は咲く」 作詞・岩井俊二 作曲・菅野よう子 ピアノと歌・粥塚舞
久々に聞いたけど、この時期には合うかな~。