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詭道

詭道とは、欺く手段、不正な方法、といった意味らしい。詭弁という言葉からもわかるように、騙すという意味合いなんだろうね。普通に考えると、誰かを騙すというのは人の道に反することなのだけど、弱肉強食という世界においてはむしろ、そういうやつの方が生き残る場合が多い。


つまり、平和な世界において邪悪とか悪徳とか言われるものは、本来は、生存競争にいおて必要な手段として開発されたものなのかもしれない。けして、胸のすくものではないのだけど、弱肉強食という世界では確かにやむを得ない力だと思う。


逆に、純粋さや信頼や愛といった美徳的なものは、弱肉強食の世界では騙されやすく生き抜くのはかなり難しい。平和な世界であれば、そういうものは尊いとされるのだけど、競争社会においては、そういう考え方は愚かなものとされる。


弱肉強食社会なんて、動物的な世界のようにも思われるけど、案外そうでもない。貧しい国や貧しい土地、そういう場所にいけば普通にありうる世界だ。美徳が保たれる社会というのは世界中でもそう多くはないのかもしれない。


それに、競争社会という特殊な世界においても詭道的な傾向は顕著だ。勝ち負けに綺麗ごとなどないとすれば、悪い奴が生き残っていくのは必然なのかもしれない。


美しいものには憧れる。音楽にも、美術にも、それらがなければとっくに死んでいただろうと思う。毎日毎日他人を欺く事ばかり考えて、悪事を巡らす人生なんて、なにが楽しいのだろうか、、


まるでヘドロの中でもがいてるような感じだ。何も信じられるものはなく、全ては腹黒い敵意なのだから。無明の世界って感じなんだろうな。そんな人生なんてまっぴらごめんだ。


             

              (何のために、、)


例えば、ある企業があって、そこで働いてる人がいる。Aさんは100の仕事を3時間でこなすことができる。Bさんは同じ仕事を5時間かかる。普通に考えると、Aさんが評価されそうに思えるのだが、実際は、Aさんにそれだけ仕事ができる能力があるならもっと仕事を押し付けて働かせばいい、となる。


できるやつほど、そういう風に利用され使い捨てられる。結果的に、仕事ができないBさんの方が幸せになるという事になる。能力があるのに、報われることなんてない。いいように利用されて最後は捨てられるのだ、、残っていくのは平凡で仕事のできない人間の群れという事になる。


これが詭道なんだろう。(そして、こういう仕組みを作ったやつがたぶん一番得をしてるんだろうな、、)


そうだとすればAさんはとても可哀そうだ。Aさんが幸せになるためにはどうすればいいのだろうか?わからん。この世界など捨ててしまえばいいとも思えるけど、なんだか悲しくてやりきれなくなるけどな、、


凡庸な人間の方が幸せになれるなら、優秀な人間など生まなければいい。みんな同じような規格ばかりの人間ばかりを集めて勝手にやればいい。同じ規格でなければ生きられないというのであれば、生きていく意味はない、、


なんだかよくわからないよな~この世界って、、(-_-;)




Air Soundtrack: Track 13: Twin Stars



切ない、、また、同じように終わってしまうんだろうな、、

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