キュアマート製品レビュー('ω')
ども、メルカリでまた小型マルチエフェクターを買ったのでメモしておこうという感じです。今回買いましたのはこちら、
アンプメーカーの老舗VOXから発売されている、「スタンプラボ」という製品です。この手のやつはZOOMさんが先駆けでしたが、VOXさんもこういうの近年積極的に作っているみたいですね。
で、色んな機種を比較してみたいという好奇心から買ってみたのですが、これがなかなかいい出来でした。ZOOMとはまた違う、リアルなアンプの感じで、気に入りました。懸案の音量の偏差もほぼ解決されていましたね。高音部分を弾いたときでも、ちゃんと音がブーストされてはっきりでてくれます。
操作も簡単で、説明書もあるのですが、ほぼ読まないで使えます。こないだ紹介した「505Ⅱ」に慣れていれば同じ仕組みなので簡単です。でも、正直完成度はこっちがいいですね。デジタルとは思えないほど、リアルなアンプぽい音がします。ただ、やっぱりVOXのアンプがメインなので、色んな世界のアンプも試したい人には物足りないかもしれませんが。
音は、名機「パスファインダー」を使ったことがある人にはなじみのある、あのアンプサウンドだと思います。低音・高音に特徴をもつ「マーシャル」とも違う、中音・高音に特徴をもつ「フェンダー」とも違う、この二つを足して2で割ったような「ヴォックス」アンプのサウンドですね。
まあ、どちらかというとクラシックなサウンドなんだけどね。イギリス系のアンプはだいたいそういう傾向がありますよね。音が固めというか、粗目というか、70年代のロックサウンドには顕著だった音だけど、お国柄って感じで、面白いすよね。
で、やっぱり本家のアンプメーカーなだけあってモデリング用にいいアナログアンプはいくらでもあるわけで、その質のいいアナログアンプをモデリングしてるので、ほんとブラインドテストでは違いがわからないくらいそっくりですね('ω')
しかし、同じモデリングでもこんなに違うもんだね~と、思いました。でも、てことはですよ、アンプメーカー本家がこのてのモデリングマルチスタンプを作れば、かなり完成度の高いやつができるってことですよね?
フェンダーでも、マーシャルでも、本家がモデリングすればこんだけリアル度高いのができるんだろうなと、是非、そいういうのがあればまた試してみたいと思いました。
でも、この究極が、噂のケンパーさんなんでしょうね~。あれはもう、モデリングするための機材そのものを販売しているので、アンプであれなんであれ、アナログ機材を丸ごとコピーできちゃうという代物です。
なので、自家製のアンプでもモデリングしようと思えばできるんだろうし、やっすいエレキ通販セットのアンプをモデリングしようと思えばできるんでしょうね。でも、そんなの誰がつかうねんって感じだけどw
だから、もしかしたら正体不明のアンプのモデリングなんてのもあるかもしれませんよね。すごいいい音だ、しかし、これどこのメーカーのアンプなんだ?聞いたこともない、アンビリーバボー('ω') みたいなねw
でも、こうやってデジタルにすることで、DTMには使いやすくなるんで便利なんですよね。アンプでいい音作っても録音するとなると生音をとらなきゃいけませんから、その手間が大変なんですよ。デジタルならその点、作って、それをPCに移動すればすぐ使えますからね。
だから、アナログが嫌いというわけじゃなくて、アナログはいい音だというのは分かるけど、DTMとの兼ね合いを考えるとデジタルの方が便利だよなってことなんだけどね~。
はい、でも、と、だから、の多い文章でしたが、長いのでこの辺で('◇')ゞ
お疲れ様でした。
VOXに、マーシャルに、ブラックスターもイギリス製だったかな。要は、イギリスのミュージシャンが愛用してたから人気だったということなんだろうね。日本製のアンプはないのかという、あまりないんだよねこれがw
ギターはアイバニーズがあるけど、アンプ系はないな~