自分らしく生きられたら

趣味とか、アフィリエイトとか、その他

読書タイム

ども、寒いすね。師走も佳境、明日はいよいよメリクリですね。雪になるのかなと思ったけど、天気は晴れそうですね。まあ、今年も一年お疲れ様でしたって感じで、皆さんいい時間を過ごせるといいですね。


さて、私はちょっと読書に耽っていたのですが、読んでいたのは萩原規子さんの「白鳥異伝」という小説ですね。「空色勾玉」の続編という感じの小説ですが、上下巻あわせて1000頁ぐらいあったので、読むのは時間かかりましたが、なんとか完読できましたね。


面白いと思うとシナリオが見たくなるので、夜更かしして一気に読んでしまうのですが、今回もそんな感じで2日で読みました。で、感想なんですけど、前半はテンション高かったのですが、後半でちょっと話がまとまらなくなっちゃったような感じはしましたね。


まあ、ああいう展開もありっちゃありだけど、もう少しまとめて欲しかったような気がしますね。作品としては、「古事記」「日本書紀」という日本の神話、古典をベースにしたファンタジーものという感じですね。世界設定、登場人物、等を古典をモチーフにして、シナリオを独自のものにアレンジするという感じなのかな。


前作の「空色勾玉」が「古事記」をベースにしたものだったので、今回はその続きである「日本書紀」の内容が主に使われてますね。有名な「日本武尊」伝説をモチーフにしてるのですが、主人公達は中高生ぐらいの年齢なのかな、自分の生き方に悩んだり迷ったりする感じの葛藤が多く見受けられますね。


で、「ヤマトタケル」さんについても興味がわいたので、調べてみたのですが、タケルとは、どちらかというと「野蛮なとか、乱暴な」とかいう意味で使われていたみたいですw 英雄的という意味ではなかったようで、古事記と日本書紀とでも描かれ方が少し違うみたいです。


まあ、どちらかというと「古事記」の方がリアルかもしれませんね。なんでも、おとーちゃんの妾さんと関係もっちゃったおにーちゃんを、ぶっとばして、だるまさんにして簀巻きにして投げ捨てたとかなんとかw


すげーなあ、んむ。血の気多い奴だったんだろうねw でも、そういう人知り合いにもいますから、ああ、人間てみんな似たようなものなんだなと思います。なんか、古事記でもスサノオノミコトさんて血の気多い神様がいましたからね。


スサノオさんの血筋とも言われたりするようで、なるほど~と思います。血は争えないというか、スサノオさんの手に入れた伝説の神剣「草薙ぎの剣」を、最後の遠征時に持っていく事になったようで、まあ、そこで命運尽きてしまうのですが、、


「白鳥異伝」の中では、割と、悲劇のヒーローという位置づけなんですけどね。源義経さんとか、菅原道真さんとか、そういう系統のね。だけど、実際は、かなりのヤンキーだったから、とーちゃんにでてけーって追い出されたぽいすねw


      

              (バトル好き?w)


でも、打ち込めるものというか、自分の有り余るエネルギーを、どこにぶつけたらええねーんという気持ちはわからないでもないすね。時代が平和になっていくと、なかなか武官の活躍できる場所はなくなっていっちゃいますからね。


そうなってくると、酒に溺れたり、ろくでもない事に力を使ったりという羽目になったりもするんでしょうね。うちの兄弟にも、高校時代にヤンキーだったやつがいてね。バイクで毎夜遊びにいって、死亡事故まで巻き起こしてたやつなんだけどね。


まあ、おかんは随分苦労したらしいすね。私はその時は家にはいなかったんでわかんないすけど、今は、内地にでてきてまじめにリーマンやってますけど、家族もできて普通に暮らしてますね。


タケルさんも、最終的には自分のエネルギーをぶつけられる場所みたいなのをみつけられたのかな。まあ、そういうのを見つけるのが人生のテーマでもあるんだろうけど、ひとまず、この本では、見つけられたという事で理解しておきます。


はい、では、いい本でした。またね~(^o^)丿




モーツァルト|交響曲 第25番 ト短調 K.183 第1楽章


ん~悩めるタケルさんのテーマって感じすね。でも、みんなそういうのを経験して大人になっていくんだろうな~ ただ、早死にはしないように気をつけましょうw

×

非ログインユーザーとして返信する