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アンプの謎

「音量の偏差」というのは何なのでしょう?という事についてメモしておきます。


これは普通にアンプに繋いで音を出した時に、よくある現象ですね。低音・中音部分の音は迫力のある音がでるのですが、高音部分の音は音量が小さいという現象です。数値で表現すると、ギターから入ってくる信号が100だとすると、低・中音部分は100ぐらい、高音部分は40ぐらいの音量になっている感じですね。


この音量の偏りを音量の偏差と呼んでいます。ネットで調べると「ハイ落ち」とか呼ばれたりもするみたいです。確かに、ハイの音量が大幅に落ちているのでそう呼んでもいいかと思います。


普通のアナログアンプを使う場合、ギターから直接つなぐ設定で使うと、このハイ落ち状態になるのでとても弾き難くなってしまいます。なので、ブースターと呼ばれる機材を使って音を更に増幅するのですが、ドライブペダルとも呼ばれていて、有名どころがBOSSの「オーバードライブ」や、アイバニーズの「チューブスクリーマー」等らしいですね。


この増幅装置によって音量を更に増幅して、ようやくハイ落ちの問題は解決される感じです。マルチエフェクターでも同じ現象があって、アンプ単体の設定だけだとハイ落ちが顕著なんですけど、その前にブースターを入れる事でまともな音になります。


でも、そもそも、ギターから入ってくる100の信号の内、再現できてるのが5割ぐらいというのはちょっとおかしいと思いませんか?100入ってくるんだから、そのまま100の再現というのが自然なはずなんですよね。


何故、50しか再現できないものにわざわざ、残りの50を再現するために増幅器を付け足さねばならないんでしょう?なんだか非効率的だと思いませんか?というか、アンプそのものが再現率50パーセントなんて、欠陥品じゃないか?という風にも思えるんですよね。


例えば、テレビでDVDを再生したとします。画質が悪くて本来の映像の半分しか再生できなかった。残り半分を再生するために、専用の装置を付けなければいけない、と言ってる様なものなんですよね。


半分しか再生できないテレビなんて誰も買いませんよねw アンプも同じで、本来再現されるべき100の音がされていないってのは欠陥だと思うんですよね。そんな欠陥品をずっと使い続けるってどうなの?と不思議だったのですが、


おそらく、アンプ自体には信号は100まで入ってるはずなんですよね。でも、これを100まで再現するためにはアンプのマスターボリュームを相当上げないといけないんじゃないかなと思います。何故なら、ブースターというのはもともと音量を増幅する装置なのであって、なら、アンプの音量を上げれば同じ効果は得られるはずなんです。


で、じゃ、マスターボリュームを100まであげればハイ落ちは解決できるという説を検証してみたかったのですが、まあ、そんなことやったら近所迷惑で怒られるますから、できませんでしたが、マスターを100ぐらいまであげて、ゲインを微妙に上げるという設定なら可能なので、手持ちの「ブラックスターFLY3」というミニアンプでやってみました。



            

           (アンプとブースター仲良しこよしw)



結果は、予想どおり、おそらくですけど、高音部分がちゃんと出力されてましたね。なので、ハイ落ちというのはアンプのマスターボリュームをある程度まで上げることで解決できる現象なのかもしれませんね。まあ、そんなボリュームあげたら近所迷惑なので不可能なのですが、、


おそらく、ギターから入ってくる信号の再現率100パーセントを実現するためには、マスターボリュームは7割ぐらいまで上げないとダメだってことかもしれないですね。


え、じゃ、手持ちのアンプを7割まで音量上げるの?無理だよ~ってことになるんですけどw だから、ブースター使うか、デカイ音が出せるスペースで弾くかしかないんでしょうね。


まあ、デジタルアンプなら、音量は小さくてもハイ落ちはないと思います。あれは、デジタルで加工されて作られてる音だから、音量の偏りはないと思うんですけどね。私も、ずっと愛用してたのはこういうデジタルで作られたディストーションサウドだったから、これが普通なんだと思っていたんですけどね~。


「G1XFOUR」を使ってみて、あれ、ハイが出ない?どうしたんだべ?というところから、現実認識を改める羽目になってしまったのですがw


でも、再現率100パーセントにするためには、アンプのマスターボリュームを7割まであげなければいけないということは、7割まで上げても音量が家庭内で使える程度なら、自宅でハイ落ちしないアンプも作れるんじゃないでしょうか?


となると、ワット数にすると相当低くしないと無理っぽいですが、どうなんだろうね。やっぱり最低これぐらいのワット数てのはは必要なのかな~。だとすれば、家庭用アンプとしてはデジタルアンプが一番適しているということにになるんですけどね。


いや~エレキというのは、出力する機器次第で音が全く変わっちゃう楽器ですからね。日頃の練習も大事なんだけど、どうやって再現率を上げるのかという事も研究しなきゃいけないんでしょうね。ふう、大変だな('_')


じゃ、長いのでこのへんで、またね~。



Jimi Hendrix - Voodoo Child


この高音の異様なブーストサウンド、普通のマーシャルアンプではこんなハイの音はでませんw この時代に一体どうやってこんなブーストサウンドをだしてたんだろうね?不思議だ。


怨霊がとりついてたんじゃないですか?、、寒(-_-;)

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