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チアゴさん

今月号のヤングギターでは、あのチアゴ・デラ・ヴェガさんが登場している。懐かしい、いや、おひさというか、でも、彼の鮮烈のデビューからもう10年以上が経っているだなと知ってちょっと驚いてしまった。


すっかりダンディな佇まいになって8弦ギターというモダンなギターを操るチアゴさん。そのテクニックは衰えなど見せないのだけど、彼の切り開いた「速弾きギネス記録」というのは偉大なる進歩だったよね。


それまで、誰が速いとか、上手いとか、結構主観的に語られてきた速弾きというテクニックだったんだけど、この「熊蜂の飛行」という曲を基軸にして速さを比較するというアイディアは革新的でしたね。


当初は350ぐらいのBPMだったのが、更新されていき、500、900、1000、1200、と、現時点で知りうる最高記録が1600という、もう、ちゃんと弾けてるかどうかもわからない世界になってしまったがw


正直、チアゴさんのクリアでノイズのない洗練されたピッキングはやっぱり秀逸だったと思う。一音一音も綺麗に聞こえてますからね。「質」という意味では、チアゴさんの方が実質完成度は高いと思う。


映像を見てみると、歪みはかなり浅く、ピッキングは細かく、クネクネピッキングを使っているように見えるけど、あまりに早すぎてそんな動きも視覚的によくわからない感じだよねw 以前は、腕の痙攣を使って弾いているという説もあったけど、それは無理だろう。そんなことしたらコントロール自体不可能になる。


でも、あれから10年かあ、、感慨深いよね。あの「チアゴショック」からもう10年経ってたんだね~。私もあれをみて、速弾きスゲー( ゚Д゚)って感激して、研究するようになったんだけどねw


しかしほんと、BPMが1000以上なんてスピードで弾ける楽器なんて、前代未聞だったよね。人類の生み出した音楽が異次元のレベルに到達した瞬間を体感したわけだから、これは、ラッキーだったなと思う(大げさw)



            

               ( 奥義「熊蜂」w )



でもさ、BPM1000の曲なんてカラオケで歌えますかね?つか、そんなの作るやつもいないと思うけどw 普通の曲が100ぐらいだから、その十倍ですよね。てことは、時間的にも10分の1の長さになるだろうから、めっちゃすぐ終わりそうなんだけどw


やっぱりあまり早すぎるのもちょっとね。人生もっとゆったり楽しみたいですよね。ただ、スローなテンポに膨大な量の音を詰め込むというアイディアは使えるんじゃないかなと思う。


知りうる限りで言えば、スティーヴ・ヴァイさんの「フォーラブ・オブ・ゴッド」とか64分音符を使ったパターンとして有名だけど、チアゴさんの開発したスピードを使えば、あれの倍の音符、128分音符という超細かい音符を実用できるかもしれないすね。


しかし、実現できたとして、譜面にしたら物凄い譜面になっていそうで、怖いですけどねw 1小節採譜するだけで1ページ終わりそうだからね。それが延々続くって、、想像しただけでも、演奏したくない譜面だよね。


まあ、やりすぎたら行き着く先は「アランホールズワース」先生になっちゃうんでしょうけどね~。偉大なるギター界のソクラテス、アラン先生、人類はついに、128分音符なんてとんでもない世界に手をだしてしまうのでしょうか?


ん~でも、そこまではいかないかもね。早けりゃいいてってもんじゃないし、曲とか、和音とか、色々音楽にはありますからね。速さは一つの到達点だとは思うけど、それが全てではないでしょう。それに、あれだ、、その、あまり金にもならんしw



アラフォーからの“ギネスに挑戦”!! チアゴ・デラ・ヴェガと「熊蜂の飛行」を攻略! ヤング・ギター3月号


今月号記念に買おうかと思ったんだけど、本屋でみてみたら熊蜂の飛行のスコアって8弦ギター用になってたので、見送ってしまったw でも、内容はよかったね。


最新のテクニック的には、こういう超絶スピードタイプ、両手タッピングを使ったタイプ、というのが主流かな。両手タップタイプはあまり紹介されてないけど、あれはちょっと変わってるからかな。でも、今後どう発展していくんでしょうね。


変わった弾き方が評価されるのなら、お箸でギター弾く奏法とか、バイオリンの弓で弾く奏法とかねw ほとんどギャグみたいなノリになりそうだけど、個人的には、チアゴさんから学んだアイディアとして、「4ノートパーストリングス」とでもいうようなテクニックが使えるかもなとは思うけど、どうなんだろ。


要するに、1弦上に4つずつ音を配置して弾く奏法なんだけどね、これだと、あっという間に24フレットまで行けるので、フレーズがかなり幅広くなるんだよね。なるんだけど、かなりややこしい演奏になりそうでね、、


ケリーさんの開発してた音程付きスライド奏法も面白かったよね。あれも、かなりの幅を弾く為に使えるテクニックだと思う。


ん~、まあ、まだまだ、色んな可能性のありそうな楽器ですよね、エレクトリックギターって。ニッチな世界にはなっていくかもしれなけど、誰も見たこともない、誰も聞いた事のない世界を体感できるのは何物にも代えがたいかな、、


はい、というわけで、長いのでこの辺で〆ておきましょう。


ご試聴ありがとうございました。またね~('ω')ノ

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